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2008年4月 4日 (金)

Age of Empires Ⅱ

最近Age of Empires Ⅱが安くなり、本当にいい時代になったものです。

私がiPod touchではなく、EeePCを買わせたのも、このソフトが動く環境がほしかったからです。それくらい私にとってはインパクトの強いソフトです。

戦略ものですが、非常によくできたゲームです。今やっても遜色ありません。グラフィックは確かにいまどきの3Dと比べると見劣りしますが、ゲームシステムとしてはほぼ完成されています。

ゲームの流れとしては、町を作り資源を蓄えて、軍事力をつけていき、敵を攻めて攻略する、というところです。ゲームの勝敗にはいろいろあり、「民族の象徴」を建設して一定時間維持する、相手を一人残らず殲滅する「デスマッチ」方式、そして私がよくやるのが王を倒すと勝ちになる「チェックメイト」というルールもあります。

戦国時代の話で、攻城戦における攻守3倍の法則(攻める側は守る側の3倍の兵力が必要)があることや、退却するときのしんがりが大変だという話(信長軍の退却時に秀吉がしんがりをつとめた話など)は、平和ボケの我々にはぴんと来ませんが、このゲームはその辺が実感できます。大軍であっても、作戦も持たずに攻めるとあっという間に全滅することもあるゲームで、かなりシビアです。

基本的に歩兵、騎兵中心で、飛び道具は命中率が低くいか、続けて発射できないといった制約があります。その中で比較的鉄砲、大砲が進んでいるトルコを私は選んで使っています。

Dsc00910 EeePCの画面だとこんな感じになります。私の基本戦術は、木の柵をめぐらせ鉄砲隊を前面にし、大砲隊で援護Dsc00911 させる方法です。後ろに騎馬・槍兵を待機させ、敵が大型の飛び道具を出してきたときに突撃させます。この状態で周囲を攻撃し、掃討したらまた前進し柵や城をつくる、といった攻め方です。

民間人は経済力の源ですから、町があると殲滅していきます。その際城があると攻撃されるので慎重に前進します。

この戦術は鉄砲・大砲頼みですが、命中率が低いので、懐に飛び込まれるとあっというまにやられます。このため防柵が必須です。

兵とは国の大事なり、とは孫氏の兵法書にありますが、戦争準備に非常に時間のかかるゲームです。膨大な準備時間をかけて作った殲滅されるか大勝利を得るかは戦略次第というところにこのゲームの醍醐味があります。

同じようなゲームシステムのゲームをいくつか買いましたが、このAge of EmpiresⅡに変わるものは出てきていません。Ⅲもあるようですが、もう年(?)なので新しいものにはなかなか手が出ません。

腕が落ちないよう、EeePCで時々遊んでいます。ちなみにこのゲーム、ネットワークでつないで対戦もできます。

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