南部記念空軍
アメリカに、第2次世界大戦時の戦闘機などを収集・復元している「南部記念空軍」という団体があります。ここが年に一度行っているエアショーのDVDを紹介します。
http://www.web-wac.co.jp/video/as_19.html
(Amazonからは検索できなかったので、ワックの直リンです)
アメリカの団体だけあって、ほとんどがアメリカ軍機です。日本軍機、ドイツ軍機もわずかですがあります。エアショーの内容は真珠湾攻撃からノルマンディ上陸作戦、原爆投下までの第2次世界大戦の大きな戦いを紹介した内容になっています。ところどころスタントあり、現代機のエアショーありで盛りだくさんです。
真珠湾攻撃では零戦21型が数機登場しますが、よく見るとなんだか寸胴でおかしいと思ったらAT-6という機体を無理やり零戦チックにしたレプリカで、いきなり度肝を抜かれますが、ちゃんと本物も(復元機ですが)登場します。
南部記念空軍で特に珍しい機体はB-29”FiFi”でしょう。これで知ったんですが、飛行可能なB-29はこれ一機しかないそうです。米軍との交渉の末、実現したといってるところを見ると、軍事的な障害がりそうです。
面白かったのが、ジェットエンジンをのせた複葉機で、息子を機体上面にのせて振り回すというスタント飛行です。この機体、このDVDの特典映像にも出演してて、そちらではなんとジェットエンジンをつけたトラックとスピード勝負するという内容でした。
(このジェットトラックはディスカバリーチャンネルでも紹介されていて、名前はショックウェーブ、最高600km/h以上の世界最速トラックだそうです)
登場する機体の紹介では、単に機種名だけでなく、その機体がどのようなめぐりあわせで南部記念空軍に来たかという話もあって、なかなか見所です。
ワックの他のDVD同様お値段は3990円。飛行機にあまり興味のなかったうちの妻が見て「おもしろい」といわせた作品だけに、買って見る価値は高いのではないでしょうか。
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