Mac
学生時代、9801BXがメイン機種であったころ、中古のColor Classicを購入しました。メモリ10MB、160MB HDDだったと思います。大分昔に人にあげてしまったので、BX同様、モノクロ写真のみです。ちなみにBXは大学の研究室において行きました。
Windowsが3.1から95へ変わる頃、ちょっと背伸びをしてMacがほしくなりました。X1を持っていた頃、MacPlusのデザインを見てあこがれていましたが、中古屋で売っているColorClassicがその面影を残しているマシンでもあり、つい買ってしまいました。値段は約10万円。
たしか解像度が512×384という中途半端なもので、動かないソフトというのがありましたが、まあソフトを動かすためというよりデザインが気に入ったから買ったこともあって、あまり気にしませんでした。
とはいえ、せっかく買ったので何か役割を与えたいと思っていた頃に、当時Nifty Serve(現@nifty)に入りました。当時のパソコン通信は従量制のみで、接続時間=掛け金だったので、すこしでも短時間に済ませるために、あらかじめ決められた経路でデータをダウンロードする自動巡回ソフトがありました。そのとき友人がMac用の自動巡回ソフトを使っていたこともあり、MacといえばNifty巡回機として使っていました。
しかしだんだんColorClassicでは重くなってきたので、とうとうあたらしいMacを購入しました。それがPowerBook5300csで、PowerPC搭載の初のPowerBookでした。お値段は20数万円。よく考えたら私が買ったPCの中で最も高価なマシンです。メモリは16MB→32MBにし、HDDは500MBです。Windows95をBXに入れた後だというのに、結構な出費でした。今考えると、学生時代に買ったPC関連の予算は軽く100万を超えていたんじゃないかと思います。当時のバイト代をすべてつぎ込んでいました。
当時としてはめずらしいトラックパッドでした。確かパソコンとしてはじめてトラックパッドを使ったのはこの機種じゃなかったかと思ったのですが、かなり最初は違和感がありました。Nifty巡回用としてはもちろん、会社に就職してからも出張報告書の作成などに使いました。
またノートPCについて書こうかと思いますが、これは私の買った中で最も長寿命のノートでした。今でもまだ使えます(内臓電池は死んでおり、起動すると時計は1904年1月1日午前0時になりますが)。
さて、私の買ったMacはこれだけではありませんで、こんなのもあります。
これはMacintosh LCで、Low Costの略でしたか、とにかく安い機種として販売されていたものです。ジャンク屋で3000円ほど。メモリ4MB、HDDは40MB。
上にBXが乗っていますが、下にあるのがMacintoshⅡで、こちらもジャンク屋で4000円ほど。どうやらどこかの企業で使われていたらしく、内臓の20MB HDDには経理関係の情報が残っていました。今なら大問題ですね。ジャンク屋の但し書きに「内臓のHDDからは起動できません」とありましたが、そのとおりでFDDから起動しました。ちなみにHDD自体は読めました。
さらに極めつけはこのMacintosh Plusです。こちらは今でもうちにあります。ちゃんと起動できます。Macというと、起動音が「ぽーん」というらしいと聞いていましたが、ColorClassicやPowerBook5300は「じゃーん」だったので、ほんまかいなと思っていたら、こいつはちゃんと「ぽーん」と起動します。
CPUや電源にファンがなく、FDDのアクセス音だけが響くという、結構すごいマシンです。起動してからちょっとたって上面を触ると、熱気が上がってくるのがよくわかります。昔こいつように外付けファンがあったそうですが、納得です。
ちなみにこのPlus、色は白です。どうやら後期型らしいとのことです。
今ではすっかりWindowsの人ですが、こうした思い出もあって、そろそろ久しぶりにMacでも買ってみるかとか思ったりします。
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