CLIE
ずっと書籍ばかりの話だったのでハードウェアの話もします。
SONYから以前CLIEというPDAが販売されていました。Palm OS機で、早い話が電子手帳です。私はCLIEを現在3台所有しています。
もともとこの写真にあるTJ37というCLIEを所有していました。新品で購入し、29800円+税。動画再生機能とカメラ付というのがこの機種の特徴です。
ところが、この「カメラ付」というのが実は私にとって余計な機能で、会社にカメラ機能のついたものの持込が禁止されているため、そのままでは使えません。思い切ってカメラをつぶしました。
裏側から見た写真です。本来こちらの面にカメラがついていますが、カメラ本体を先のとがったもので抉り取った上、安物の手帳の背表紙を切り取って貼り付けました。ぱっと見た目には普通の手帳です。
実は同時期に、カメラ機能のない機種も売られていました。この写真のがそれで、TJ25です。ただこちらは動画・音楽再生機能がありません。本当はこの25と37の間の機種が欲しかったのですが、残念ながらSONYは出しませんでした(海外では出していたようです)。
結局、2年ほど使ったところでiPodを買って、動画再生機能がいらなくなりました。電池の寿命もきて(なにせ毎日充電していたので)、バッテリを交換しようかというときに中古のTJ-25を買い(9800円)、現在に至るというところです。
ちなみに3台目はこの写真のNX70Vです。中古で9800円で買いましたが、ほとんど使っていません。さすがに動画再生、カメラ付(動画も撮影可)、高解像度でキーボード付と盛りだくさんですが、大きすぎて持ち歩く気にはなりません。しかし会社の忘年会などのような場所には持ち歩きやすく、同僚の乱交ぶりを撮影していたりします。またうちの子供が生まれたときにたまたまポケットに入れていたので、誕生直後の子供の写真をこれでとったという思い出もあります。
TJ25、37の時期にTH55という上位機種がありました。たいていの雑誌は25,37よりこのTH55ばかりを紹介していました。確かにいい機種ではあるんですが、私にとって値段も高く、大きすぎて使いにくいだけの機種でした。もっと手軽な25、37のほうを持ち上げておけばもう少しCLIEの寿命は長かったかもしれません。今のPC雑誌を見ていても思うのですが、高性能がすべてではないです。手ごろな値段、ちょうどいいサイズ・性能こそが求められていることをいい加減認識すべきでしょう。
徳川家康の座右の銘として知られている「過ぎたるは及ばざるが如し。及ばざるは過ぎたるに勝れり」という言葉があります。EeePCが売れているのがよい例です。
さて今現在はTJ25のみを使っています。予定表やアドレス帳を使うわけではなく、ただDocument to goというソフトでExcelファイルを開いて、小遣い帳をつけているだけですが、重宝しています。今のところこれの代わりになりそうなものがなく、iPod TouchでExcelの編集ができるようになれば乗り換えかなと思っています。
« 一年戦争 | トップページ | はじめてのパソコン »
「モバイル系」カテゴリの記事
- Air Podsなどのイヤホン掃除用グッズ(2024.08.19)
- 磁石でクルッとまとまるUSB-Cケーブル「magtame 60W USB-Cケーブル」(2024.08.02)
- 一応、国内メーカー製の100W USB充電器を購入(2024.07.28)
- 最近買った小物類(2024.06.23)
- Meta Quest 3に非純正のヘッドストラップをつけてみた(2024.05.27)
« 一年戦争 | トップページ | はじめてのパソコン »
コメント