まさにVAIO Pの再来を思わせるARM版Windows 10端末”KS-PRO”
昨年末に予告されていたARM版Windows 10ですが、いったいどういう端末が出ることになるのかと思っていたら。
こういうのが出てくるようです。
Snapdragon 835を搭載した8.2インチの超小型ノートPC”KS-PRO”です。
現在、Indiegogoで資金募集中。
KS-PRO & KS-PROID PhabTop Powered by Snapdragon | Indiegogo
Windows 10搭載の”KS-PRO”は600ドルで入手可能。なお同型の端末でAndroid 7 Nougatを搭載した”KS-PROID”は450ドルであるようですが・・・私としてはWin10一択ですね。
Windows 10版は2018年1月に出荷予定(CES2018に出品される予定)、AndroidのKS-PROIDはもうちょっと早く今年の11月に出荷予定とのこと。なお、ハードはどちらも同じだそうです。
スペックとしては、サイズは246×150×16mm、背広の内ポケには余裕で入りそうですね。Gorilla Glass 3で覆われた8.2インチ ディスプレイ(2560×1440ドット)のタッチパネル液晶、メモリ 8GB、ストレージ128GB、256GBまでのmicroSDカードスロット付き。重さは640g。
Nano SIMスロットを搭載しLTEにも対応。Wi-Fi 、Bluetooth 4.0、GPS付き、バッテリ容量は10,307mAhで12時間駆動、USB Type-C×2+USB 3.0、1,200万画素のカメラを搭載。
なにせARM版Windows 10というものがまだ現存しないため、どれくらいの使い勝手なのかは不明。
サクサク動いてくれればいいですよね。VAIO Pの残念なところはこのサクサク感がなさ過ぎたところですね。悪いPCじゃなかったんですけど、肝心な部分での動作が重すぎでした。
これが実用レベルで動いてくれるなら、一つほしいところですねぇ。
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コメント
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大変興味あるガジェットです。
飛行機や新幹線での移動時間が多い私にとって、PCの電源確保は悩みどころ。
わざわざノートPCを開かなくてもよい作業(メールチェックやWEB上での承認作業)は、なるべくハンドヘルドで済ませたいところです。
中国は通信環境がよくないので、WEBメールや社内システムのデータを待っているだけでPCの電池が激減してしまいます。
個人的な理由ですが、"windowsでないとCADが使えない"というのもあります。
3Dデータを"ちょっとチェックしたい"程度の作業まではモバイルバッテリーで稼働できる機器で対応したいところ。
3DーCADデータはAndroidやiOSではソフト的にきついので、windowsの一択となります。
しかし、最大の難関は老眼。私の目がいつまで8inch高精細画面にたえてくれるか、、。
"欲しい"と"使える"はなかなかイコールになりませんね。
投稿: Moeki | 2017年3月29日 (水) 17時43分
こんにちは、Moekiさん。
ほんとこの端末、移動時は便利ですよね。ポケットサイズでWindows 10ですし。
ただ3D CADとなると果たして動くかどうかは微妙かもしれません。x86ではないところがやや気がかりですね。どれくらいの互換性を持っているのか、興味深いところです。
投稿: arkouji | 2017年3月29日 (水) 21時25分
そうですね。x86でしか動かないかも。
そうなると用途を限定してAndroid版を、、まずい、物欲に負けて"買う"前提になっている。
投稿: Moeki | 2017年3月30日 (木) 00時09分
こんにちは、Moekiさん。
たとえ動かなくても、Windows版の方が使い勝手はいいかもしれません。それに、まだ使えないと決まったわけではありませんし。
こういう製品はどうしても「人柱」が必要で、自身の使いたいソフトが使えるかどうかを自身で確認するか、あるいは誰かが検証してくれるのを待つか、の2択あるわけですが、ソフトによってはなかなか後者が現れないということもあります。3D CADだと、メーカーが検証してくれなければ多分前者を取る他はないかもしれませんね。
投稿: arkouji | 2017年3月30日 (木) 04時57分