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2016年11月20日 (日)

オムロン MEMS非接触温度センサD6T-44L-06とArduinoでサーモグラフィー作ってみた

ものに触れなくてもその温度がわかる”サーモグラフィー”というやつが以前から欲しかったんですが、これがなかなかの値段のものばかりで手が出ませんでしたけど。

オムロンの「MEMS非接触温度センサD6T-44L-06」なるものがわりと安く入手できる温度センサーということで、早速買ってみました。

OMRON MEMS非接触温度センサD6T-44L-06 - スイッチサイエンス

Img_1060

スイッチサイエンスで購入。お値段は7,020円。この手の温度センサーとしては、これでも格安な方です。

センサー単体では使いづらいので、右にある専用のコネクタも同時に購入が必要。こちらは約400円ほど。

Img_1061

このセンサー、安いだけあって解像度が4×4、全16画素という超低解像度。カセットビジョンもびっくりな解像度です。

おまけに温度範囲が5~50度までと、サポートする温度がわりと狭い。

考えてみれば製作元が「オムロン」ですから、人の温度を測定するのが目的なんでしょうね、きっと。

早速、以下のサイトを参考にArduinoでテスト動作させてみました。

MEMS温度センサを使おう | スイッチサイエンス マガジン

まずはセンサーをArduinoにつなぎます。

Img_1073

この向きで、左の端子から

SCL(黄色)

 

SDA(青色)

 

VCC 5V(白)

 

GND(黒)

という順になってます。

端子名からもわかる通り、I2C接続です、このセンサー。

Img_1072

この線をArduinoに接続。アナログ端子(A*)につなぎます。

GND・・・A2

 

VCC・・・A3

 

SDA・・・A4

 

SCL・・・A5

これで配線完了。

Img_1063

PCにUSBケーブルでつないで、プログラムを流し込みます。

まず、あらかじめ以下の記事の下の方にある「WireExt.cpp」「WireExt.h」「keywords.txt」の3つのファイルをダウンロード。

Fenrir's BLog: Arduinoのi2cライブラリ(Wire)の拡張(WireExt)

これらのファイルをArduino IDE用のフォルダの「libraries」に「WireExt」というフォルダを作って入れておきます。

Arduino 「MEMS温度センサを使おう | スイッチサイエンス マガジン」の下にある「// D6T-44L test program for Arduino」で始まるコードをArduino IDEにコピペしてます。

で、「マイコンボードに書き込む」をクリックしてArduinoにコードを送り込みます。

さて、これで動作はしているものの、このままでは何がどうなっているのかさっぱりわからないため、PC側に温度を表示させます。

ここでスイッチサイエンスでは「Processing」というのを使ってますね。

Download \ Processing.org

上のサイトから、Windows用のProcessingを入手します。左メニューの「Download」をクリックして、最新版のWindows用(32ビット/64ビット用)をダウンロード。

ダウンロードが完了したら解凍。

解凍先フォルダにある「processing.exe」というのを実行します。

Mems00

ここに先の「MEMS温度センサを使おう | スイッチサイエンス マガジン」の下にある「D6T-44L test program for Processing」で始まるコードをコピペしてやります。

そして、再生ボタンを押して実行。

Img_1064

こんな感じの16枚のタイルが出てくるはずです。

色とパネル中央にある数字で温度がわかりますね。

Img_1065

手のひらをかざしてみると、30度以上の領域が広がりました。

ちゃんと私の体温を感知。

Img_1066

充電中のiPhone 5sに向けると、20~30度の赤い領域が広がります。

Img_1067

ポケモンGOを立ち上げると5sって結構熱くなるんですが、この状態では確かに30度以上のピンクが広がってますね。

Img_1068

熱いといえば、こいつも結構熱くなるので早速測ってみました。

Img_1071

が、真夏ではないためか、それほど熱くなりません。以前は手で持つのもはばかられるくらい熱くなったものですが・・・

Mems04

せいぜい人肌どまり。残念。

Img_1069

続いて、今度は冷たいものに挑戦。

冷凍イクラの入ったタッパーを

Img_1070

かざしてみます。

Mems03

一気に冷たい領域が増えました。

測定可能温度領域は5度からとなってますが、氷点下も測れるみたいですね。

解像度はいまいちな温度センサーですが、まあまあ使えますねぇ。

触ったらやけどしそうかどうかはこのセンサーでも十分確認することはできそうです。

Raspberry Piで使えるようにして、カメラ映像と合わせて使えるようにしたいですね。

使い道ですが、これからインフルエンザの流行る時期なので、熱の出ている人を感知するセンサーに使えるかもしれません・・・が、表面温度は体温より低いため、正確に判別できるんですかね?

使った感じでは、36度台の私の皮膚表面温度が大体32~3℃になっちゃうようです。

これだけの誤差で、1~2度高い人を判別できるんですかねぇ。

今度風邪をひいたら、早速使ってみようかなと。

他にもいろいろと使い道がありそうですが、なかなかいいアイデアを思いつきませんね。

面白そうだからという理由で買ってみましたが、そんな初心者向けのセンサーといったところでしょうか。

まずこれを使ってみてグッドアイデアがわいたら、より高性能・高解像度のセンサーに乗り換えるという使い方がちょうどいいのかもしれませんね。

OMRON MEMS非接触温度センサD6T-44L-06

温度センサD6T専用ハーネス

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コメント

すみません、あまり余計なツッコミは入れないようにしてるのですが、今回のは用語の間違いなので見過ごせなくて…

“サーモスタット”というのは「ある機構の温度を調整するための装置」の名称で、
「温度を測る」部分なら“サーモセンサー”、それらを表示するのが“サーモメーター”になる(?)かと思います。

サーモスタットの動作は、温度センサで感知した結果を基に、電気的な回路をon-offするスイッチ類や、
管路を開閉する弁のような物まで多様で、サーモスタットという名称はそれらの総称です。
ちなみに前者の使用例としては、水冷エンジンの温度をセンサーで測定し、
水(油)温が上がらない内はラジエターポンプを停止させる事で、エンジンの過冷却を防止します。
後者で同じ事を行う場合、ラジエター流路にバイメタル弁などを組み込んで、閉鎖させることで実現します。
(オートバイの初期の水冷エンジンだとこの手の機構が搭載されておらず、ユーザーが後付けしてました)

今回のは「4×4=16画素」と解像は粗いですが、一種の“サーモグラフィ”に分類されるのではないでしょうか。

こんにちは、緋呂々さん。

すいません、ご指摘の通りどちらかといえば「サーモグラフィー」ですね。書き換えておきました。

予測変換に頼って打ち込んでることがばればれですね。夜中に書いたのもいけませんねぇ。反省してます。

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