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2016年8月20日 (土)

Windows 10のBash on WindowsでTensorFlow動かしてみた

最近プログラムといえばRaspberry Piな私ですが、Windows 10のAnniversary UpdateでBash on Windowsが使えるようになったんですよね。

これを使えば、Linux環境(正確にはUbuntu環境)を入手できるというわけ。早速入れてみました。

・・・とその前に、私のWindowsはまだAnniversary Updateできてませんでした。

以下のサイトを参考に、手動アップデートを実施。

Windows 10 Anniversary Update を手動アップデートしてみました - 道すがら講堂

まずスタートメニューの「設定」-「更新とセキュリティ」-「Windows Update」の「詳細情報」をクリック。

「 Windows 10 の更新履歴」というMicrosoftのページが立ち上がるので、中ほどにある「Anniversary Updateを入手する」というのをクリック。

「Windows10Upgrade28084.exe」というのが入手できるので、これを実行。

あとはひたすらぼーっと待ちます。

アップデート完了したら、早速Bashを・・・っていきなりは使えません。

まずスタートメニューの「設定」-「更新とセキュリティ」にある「開発者向け」の中の「開発者モード」のところを選択。

次に、スタートメニューを右クリックして「コントロールパネル」を開き、「プログラム」-「プログラムと機能」の「Windowsの機能の有効化または無効化」をクリック。

Win10bash00

「Windows Subsystem for Linux(Beta)」というのがあるので、これをチェック。

再起動を求められます。

再起動後、スタートメニューの「Windows PowerShell」からWindows PowerShellを開きます。

そこで「bash」と入力。

Win10bash01

なにやらダウンロードがはじまります。Bashを入れてるようですね。

その後、ユーザー名とパスワードも入れます。

2回目からはすぐに起動するので、最初だけ我慢。

これでやっとBash on Windowsが使えるようになりました。

この状態だと、Cドライブのユーザーの、今ログイン中のユーザーフォルダがカレントディレクトリになっているため、別の作業フォルダを作って移動しておいた方が無難です。

私はC:\linuxというのを作って、そこを作業ディレクトリとしました。

このbash上で以下のように移動。

cd /mnt/c/linux

(あらかじめWindows上でCドライブに”linux”というフォルダを作っておきます)

ちなみに、Linux特有のディレクトリ構成(/home/(ユーザー名)のようなディレクトリ)も構成されてます。

cd ~ (あるいは cd

で移動するホームディレクトリは、Windows上では”C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Local\lxss\rootfs”というフォルダとしてアクセスすることができます。

さて、ようやく本題です。

Bash on Windowsに”TensorFlow”を入れます。

こちらのサイトを参照。

まずapt-getで以下のものをインストール。

sudo apt-get install git python-pip python-dev

Windowsでapt-getが使えるようになったんですよねぇ。

最初に”sudo”を実行するときだけパスワードを聞かれます。

続いて、TensorFlowをインストール。

sudo pip install --upgrade https://storage.googleapis.com/tensorflow/linux/cpu/tensorflow-0.7.1-cp27-none-linux_x86_64.whl

人工知能ライブラリ”TensorFlow”をRaspberry Pi 3に入れていろいろなものを画像認識させてみた: EeePCの軌跡」で使った「classify_image.py」を入手するため、次のコマンドも実行。

git clone https://github.com/tensorflow/tensorflow.git

ここから「classify_image.py」をカレントディレクトリにコピー

cp /mnt/c/linux/tensorflow/tensorflow/models/image/imagenet/classify_image.py /mnt/c/linux

ここで

python classify_image.py

と実行。

いきなり実行して大丈夫か・・・と思いましたが、動きます。

先回の記事同様、最初は「inception-2015-12-05.tgz」をダウンロードします。しばし待ちます。

パンダの写真を認識したようなメッセージが出れば成功。

続いて、別の画像を認識させてみます。

あらかじめC:\linuxにいろいろ画像データを入れておきます。

python classify_image.py --image_file (ファイル名)

前回使った画像ファイルをそのまま実行。

Win10bash02

同じような認識率でした。

思ったより簡単でしたね。

まだまだベータ版のようで、日本語表示はいまいちながら、結構使えます、Bash on Windows。

Raspberry Piでは能力が足りないとき、メインPCを使って処理できますね。ありがたいことです。

Microsoft Windows 10 Home Anniversary Update適用済 (32bit/64bit 日本語版 (新価格版) |オンラインコード版

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コメント

そういえば Canonicalから公式にソースを頂戴できるようになったんでしたね

かつて、ローエンドPC市場をLinux陣営に奪われるのを恐れたMicrosoftが、サポート費用が嵩むことを嫌いながらも渋々XPをタダ同然で提供したのが、ネットブックが(ほんの一時的にせよ)ブームになる切っ掛けだったことを思い出すと、遠い目にならざるを得ません

なんだかんだ言っても、Windows環境は開発には最強であって、一方開発したいソフトはARM向けという矛盾に対するMicrosoftの回答の一つでもあり、IntelがARM製品の製造を行うという発表も含め、この柔軟さにはメリケンの底力を感じます

シャープの戴新社長が堺で行った会見が、日本語だったというのも驚愕でしたし、海外の巨大企業の対応能力の高さには、いつも舌を巻かされますね

こんにちは、マジック143点灯さん。

海外企業の柔軟さに比べて日本の経営者の硬さと言ったら・・・それがなければシャープももう少し独立企業として延命できたかもしれません。

にしても、ネットブック時代はむしろライバル(?)同士という関係だったUbuntuを取り込んじゃったわけですから、世の中変わるものです。今のCEOになってから、なんとなくMSの動きが大きく変わった気がします。

私のようなものにとってはありがたい仕様ですね。Windowsの良さとLinuxの良さが両方使えるというのはほんとにうれしい限りです。

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