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2014年6月11日 (水)

Raspberry Piで戦艦大和をラジコン化してみた 1 ~背景・準備編~

実はまだ道半ばですが、そろそろ最近のRaspberry Piネタの目的を明らかにしておこうかと。

タイトルにもあるとおり「戦艦大和のラジコンを作ろう」というのがこれまでのRaspberry Pi強化の目的です。

事の発端は、子供がYoutubeでとあるドラえもんの話をみたところから始まります。

のび太がラジコンボートを買って近所の池で走らせていたら、スネ夫が親戚のスネ吉兄さんに作ってもらった戦艦大和のラジコンにぶつけられて沈められた・・・という話。

このスネ吉兄さんの戦艦大和、150分の1スケールで全長1.75mというかなりの代物。スネ夫一人でどうやって池に運んだのかなど疑問は尽きませんが、市販品ではまず見られないもの。

ちなみに市販された最大の大和のプラモデル(ラジコン)はニチモの200分の1、大和ミュージアムにある大和の模型は10分の1だそうで。

で、うちの子供は当然(?)大和のラジコン欲しいとのたまう。

出来るわけねぇだろヴォケぇ!

とその場は言ったものの、いろいろと調べてみました。

ラジコン化の大和の記事はたくさん見つかりましたが、スクリューと舵さえ何とかなればいけそうという結論に至ります。

当初は350分の1のタミヤを買おうかと思ってました。

タミヤの350分の1大和には2種類(No.25とNo.30)あって、No.25の方が精密モデル(高い)、30の方が旧モデルの金型流用で一部作り直したエントリー版(7000円ほどと比較的安い)だそうで。

で、この30は旧シリーズではモータライズ可能キットだったそうで、.艦底にはモータライズ版の名残がありラジコン化が比較的容易とのこと。

そこでこのタミヤの350分の1を買う気でいたところ、さらに別のモデルの存在を知りました。

それは”童友社”製250分の1戦艦大和

これのネット上での情報をまとめたのが以下。

・ 未だにモータライズモデルであり、ギアとスイッチ類が付属(モーターは別売り)

・ でかいわりに安い(タミヤの350分の1モデルといい勝負)

・ ただし40年ほど前の金型を使っているため、精密度・時代考証の残念さは異常

といったところでしょうか。

精密モデルが欲しいわけではないため、ラジコン化にはこいつが適任じゃないかと判断。

ブログねたにもなるし、子供も喜ぶし、買って損はなさそう。

てことで、

Img_5727

買って来ました戦艦大和!

会社の近くのジョーシンで5940円(税込み)で売ってました。Amazonより安い。

Webiopiの記事を書いた後くらいに購入しました。

Img_5728

1m以上の箱なので、かなり大きい。

250分の1の大和は、全長105cm(263m÷250=1.05m)。そりゃ長いわけです。

Img_5729

中身はこんな感じ。

Img_5735

でかいんですが、どことなく精細感を欠くというか、やはり評判どおりの出来のようです。

もっとも、ラジコン化するにはこれくらい大雑把の方がむしろ割り切れます。

Img_5730

モータライズ用キットも同梱されてます。ギアにスクリュー、電極にモーター用マウントなどなど。

Img_5736

箱にマブチ280モーター2つ必要と書いてあったので、ついでに買っておきました。

実は動力には1つでOKだったんですが、まあ予備も必要ということで。

Img_5731

それにしてもこの艦底のでかさは異常。

Img_5732

Raspberry Pi一式を載せてみましたが、余裕過ぎます。

Img_5737

主砲を一つ仮組みしてSG90サーボに当ててみた。

わりとぴったりな大きさのようです。

Img_5734

しかし細かく見ると、バリが本当に多い。こんなでかいバリもあります。やはり金型が古いんでしょうね。

このブログを以前から読んでいらっしゃる方なら覚えているかもしれませんが、実は私アリイ製250分の1の大和を所有してたんですよね。

戦艦大和のプラモデル

こちらは今でも売られてます。値段も一緒くらい。モータライズキットはないですが、時代考証・精密度はこちらのほうが上。

でも、この記事を書いた後に置き場所に困って売っぱらってしまったんです・・・今考えるともったいなかったなぁ・・・過ぎた事を言っても仕方ありませんが。

ところで、私が小学1年生の頃(1979年)に、とあるデパートのおもちゃ売り場に全長1mの戦艦大和のプラモデルが展示されてました。

当時の金額で確か1万円ちょうどくらい、とても手が出せる代物ではなく、その店のプラモデルコーナーで見るたびにため息をついていた覚えがあります。

今思えば、この童友社のこれと同じキットではなかったかと。

ということは時空を超えてようやく手に入れた憧れの250分の1戦艦大和ということになります。

子供の頃の夢をかなえたと思って、アリイ製の件は忘れることにします。

そうそう、私がRaspberry Pi版戦艦大和ラジコンを作るに当たり、最初に考えた仕様は以下。

・ 前後、左右の操作だけでなく、主砲塔すべて独立操作可能であること

・ カメラを搭載し、映像を確認できること。

・ レーダーを搭載すること

・ 発光信号を送れるよう、プログラマブルなLEDを搭載すること

発光信号を何故送る必要があるのか?

それは”ジパング”第2話のようなことをやらせたかっただけでして。

自衛隊のイージス艦が太平洋戦争の待ったただ中に飛ばされた話です。1:30あたりから大和が出てきます。

結構無茶な要求スペックな気がしましたが、Raspberry Piはこれらの要求をほぼ実現させてくれる見込みを作ってくれました。

その中でも、一番貢献度が大きいのはPCA9685ですね。

Raspberry Piで10個のサーボモーター動かしてみたでも書きましたが、こいつはRaspberry Piで16個のサーボを制御可能にしてくれます。

PCA9685の存在が、大和ラジコン化をRaspberry Piでやろうと決断させてくれたわけです。

普通のラジコン用コントローラーで16チャンネルというのはあまり聞いたことがありません。しかも、多チャンネルのサーボ&コントローラーはかなりのお値段です。

ところがこちらはRaspberry Pi(5000円弱)+PCA9685(スイッチサイエンスで2000円ほど)+サーボモーター(10個で4000円から)でできちゃうわけです。

ただし、プログラムは自分で書かなきゃいけませんが。

しかしもう大和買っちゃったし、いまさら後には引けない

ということで、せっせとRaspberry Piを強化していった次第です。

諸問題あってまだラジコンとして稼動しておりませんが、大和製作記を3回シリーズで書いていきます。

今までの関連記事は以下。

(1)Raspberry Piで10個のサーボモーター動かしてみた: EeePCの軌跡

(2)Raspberry Piに超音波距離計”HC-SR04”つけてみた: EeePCの軌跡

(3)Raspberry Piに”WebIOPi”入れてみた: EeePCの軌跡

(4)Raspberry Piを無線LAN接続できるようにしてみた: EeePCの軌跡

(5)Raspberry Pi用にモバイルバッテリー買ってみた: EeePCの軌跡

(6)Raspberry PiにつないだPCA9685+SG90サーボをブラウザで制御してみた: EeePCの軌跡

(7)Raspberry Piでサーボと距離計、LED(SOS信号)をiPadのブラウザで操作できるようにしてみた: EeePCの軌跡

(8)Raspberry Pi用カメラモジュールつけてみた: EeePCの軌跡

(おまけ1)Raspberry Piでapt-getなどを実行してたら”No space left on device”と出てしまうときの対処法: EeePCの軌跡

(おまけ2)Raspberry PiのSDメモリーカードをEeePC(Ubuntu 14.04 LTS)で編集してみた: EeePCの軌跡

次回、いよいよ”大和製作編”です。

===== 追記 =====

この”Raspberry Pi ラジコン大和”シリーズ、諸問題解決して7月4日に完結しました。

以下、完結編記事と動画。

Raspberry Piによる戦艦大和プラモデル ラジコン化 完結編 - 抜錨!大和 外洋(洲原池)に向け発進!: EeePCの軌跡

1/250 大和

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コメント

なるほど!『野望』の全貌が公開されましたね。
なかなか夢の有る計画で、
ワクワクします。
ほんとにサーボが16個もあれば
ある程度何らかの自動化が無ければ、「手」が足りなくなりますよね。
おまけに、ストリーミング
で動画が観れる、超音波距離計までつけたら大和の艦橋が、手の中に握れるわけで、まさに夢のよう。

こんにちは、enuteaさん。

実はまだ進水すらしておらず、未完成なままなんですが・・・それは明日、明後日の記事に書く予定です。

一応ラジコンっぽくなったところで公開に踏み切りましたが、正直本当に航海できるかどうか、後悔することになるかもしれません。こうかいだらけですね。

意外と(?)ドラマティックな展開になりますんで、よろしくお願いします。

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