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2014年6月12日 (木)

Raspberry Piで戦艦大和をラジコン化してみた 2 ~大和製作編~

いろいろと中身が濃くて、1つの記事では書ききれないため、3回ほどに分けて書いていきます。今回は2回目。

前回(Raspberry Piで戦艦大和をラジコン化してみた 1 ~背景・準備編~)は背景と童友社製「戦艦大和」購入までを書きましたが、今回はいよいよ大和製作です。

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さて、まずは艦橋。

ここにRaspberry Pi用のカメラモジュールをつけようと考えました。

当初は艦橋に穴を開けてモジュールを中に入れようとしたんですけど、大きさ的にちょっと無理。ということで、スリット穴を開けてカメラモジュールを前面につけることにしました。

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ピンバイスでたくさん穴を開けて

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カッターで切るとスリット穴が出来ます。

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これを左右やって

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このとおり、カメラモジュールがつけられます。

イージス艦もびっくりな先進的なデザインになりますね(笑)

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ところでプラモデルって、普通部品の横に番号が振ってあって、説明書の番号を頼りに探すのが普通ですが。

パーツの横には番号がかかれてませんね、このモデル。

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なんと説明書の最初のページを頼りにパーツを探さなきゃいけないという仕様です。

こんなの小学1年生のときに買ってたら、完全にパニックだよなぁ。

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穴もあけたついでに、艦橋部分だけ作りました。

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ところで、大和の舵をどうしようかと思って購入したのがこちら。

アマゾンで1個150円で売られてました(送料の方が高い)。予備を含めて2つ購入。

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付属の舵を改良して使おうかと思いましたが、こちらはステンレス製でかしめ+溶接でかなり頑丈なつくりです。

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大きさもぴったり。足りなければ表からプラ板を貼り付けて大型化できます。

ネット上でよくあるのは、細いプラスチック棒にプラ板を挟み込んで作るというもの。

でも信頼性がいまいち。その点、こいつはかなりよさそうです。

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いよいよ艦底部分の製作。

といっても、色を塗るのが作業のほとんど。マスキングテープを張って、まずは艦底色の赤色を塗ります。

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スクリューのところに金具をエポキシ系接着剤で貼り付けて、スプレーで塗装。

梅雨入りしましたが、たまたま梅雨の晴れ間をみつけて塗装しました。

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とにかくでかいので、塗るのはかなり大変。

あちこち色ムラができるわ、塗り残しはあるわ

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一見きれいに塗れてるようで

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細かい段差のところから色がもれてます。

丁寧に張ったところはこうはならなかったので、明らかに手抜きを突かれました。

上の灰色部分を塗るときは気をつけることにします。

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さて、甲板を見ると第2主砲塔と副砲塔のところには穴が開いてません。

このままではサーボで制御できないため、穴を開けます。

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木材用ドリルで穴を開けました。

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副砲塔用もこの通り。

各砲塔の軸のふた周りほど大きな穴にしておきました。

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それにしても、設計の古さが要因なのか、うまく合わない部品やバリが本当に多いプラモデルです。

こうやって洗濯ばさみのお世話になることもしばしば。

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艦橋周辺部も砲塔と測量儀・レーダー部分を除きくみ上げ。

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なお、探照灯は煙突部分周辺に片側4つついてますが

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左側だけLED取り付けように一つ抜いておきました。

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スクリュー横だけ艦底部はパーツ取り付けがあるんですが、これがまた部品精度が低くてぜんぜん合わない。形に合うようカッターで削ったり、洗濯ばさみではさんだりして何とか取り付け。

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艦底部分ではもれてしまった段差付近のマスキング。今度はしっかりつけて

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軍艦色をスプレー。

雨が降ったので、今回は室内です。

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ついでに艦橋もこの時点で着色。

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さて、先ほどの金属製舵を鑑定につけるため、この曲がってる部分を延ばそうとしたら

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折れちゃいました・・・

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が、事前に買って置いたこのタミヤの工作用部品の

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この部品を取り付けてみたら

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いい案配に使えそうなことが判明。

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まだマスキングテープもはがしていないままあてがってみます。

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折れたものの、長さはちょうどいいくらい。

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ここでマスキングテープをはがします。

ところどころもれてるものの、ほとんどいい感じに仕上がりました。

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舵とスクリュー部分には防水用にグリスをいれるんですが、私はこれを使用。

シリコングリスで、潤滑・防水用で、耐久性も高め。

プラスチックにも使えるそうです。グリスも種類によってはプラスチックを溶かしてしまうものもあるようなので、注意事項をよく読んで買いましょう。

お値段は意外と高めで、これだけで1700円ほど。

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このシリコングリス、めちゃくちゃ粘性があって、かなりの力で搾り出さないとうまく出てきません。それだけ防水性が高いといいんですが。

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グリスを押し込み、先ほどのアーム部品を取り付け、サーボモーターにつけるためピアノ線をつけました。

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付属のギアボックスです。

一つのモーターで4つのプロペラを同時に回せます。

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この4本のつけ方は、内側2本は長いやつを使い、ペラの向きは上の写真の通りにつけます。

隣同士で回転方向が異なるため、交互に向きが逆になってることに注意。

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これを艦底に通し

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ギアボックスと付属のゴムパイプでつなぎます。

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先ほどのシリコングリスを惜しげもなく使います。

なるべくパンパンに詰め込んでやりました。

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だんだん船らしくなってきたかな?

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サーボモーターを一つつけます。

舵用サーボです。防水壁と底に両面テープで取り付け。

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マブチ280モーターを付属のモーターマウントにつけます。

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ギアボックスとモーターとを付属のスプリングパイプでつなぎます。

このパイプ、モーターを逆回転するとあっさりと抜けてしまうため、スプリングが目一杯縮んだ状態でモーターとギアボックスの軸に取り付けないといけません。

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このあたりで艦橋、主砲を載せてみた。

だんだんと全貌が見えてきました。

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手塗り用の色はこれだけ。スプレーと同じ色にくわえ、数色を用意。

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木製甲板部分は手塗りのほうが味が出ると聞いて、手で塗ることにしたんですが

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ムラだらけになってしまいました orz

素直にスプレー&マスキングにしておけばよかったかも。

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さて、意外と泣かされたのがこの各高角砲。

一個一個手作りなので、かなり時間かかります。

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主砲、副砲も組み立て。

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最後に新聞紙にのっけて一気に色塗り。

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載せる気はないものの、艦載機を素組みしてみた。

塗りたくても、色がないんですよね・・・せめて濃緑色と明灰白色があれば塗れたんですけど。そのうち塗るということで、1機だけ取っておきます。

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機銃類を艦橋や甲板に取り付けます。

艦橋にはピンバイスで開けた小さな穴にLEDライトを通しました。

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モーターのスイッチにはタミヤの工作用スイッチを買っておきました。

これなら正逆共に可能となります。

本当はラジコン用アンプがよかったんでしょうが、Raspberry Piで制御できるかどうか怪しかったこと、なるべく安上がりに済ませるのがこのブログのモットーなので、こういう安易なスイッチに頼ることに。

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艦橋にレーダー代わりの超音波距離計HC-SR04と、カメラモジュールを取り付けます。

もはや大和らしくないですね・・・

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裏側から配線を出しておきます。

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艦底部の配線もやって、モーターの試運転を実施。

勢いよく回りますがかなりうるさいです、これ。

この写真の向きで、上側にスイッチを入れたときは前進、下が後退になると確認。

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これにもサーボを一個あてがいました。

スイッチの方は高さが足りないので、1.4mmプラ板5枚で台座を作り、載せました。

実はこんなものじゃうまく固定できていないことを思い知るわけですが・・・そのあたりの話は次回。

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カメラモジュール、距離計、LEDの配線をRaspberry Piに接続。

どこかに固定したいんですが、配線の修整があるかもしれないため、今はこのまま。

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さすがに距離計HC-SR04むきだしではかっこ悪いので、本来ここに付くはずの測量儀をかぶせておきました。

みっともなさはほとんど変わりません。

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配線作業のため、半田ごてまで駆り出しての戦艦大和製作風景。

ラジコン化ならではの風景でしょう。

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この日(先週金曜日)は会社を休んで作業してたんですが、気が付けば夜の11時を回ってました。

ここらで一旦作業終了。

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ついに外観は完成!全長1mの大和です!(主砲、副砲は載せただけ)

実は細かい部品はところどころ省いております。例えば船体前後のポール、沖縄特攻時に甲板に並べていた機銃類など。

ぱっと見た目が大和と分かる程度に簡略化しておりますが、なかなかどうしていい感じです。

で、この状態で一旦Raspberry Piを起動したんですが・・・

やはりというかトラブル発生!です。

島「艦長!!Raspberry Piが起動しません!!」

沖田「うろたえるな!副長、USBケーブルはどうなっている!」

真田「ケーブル、バッテリー、SDメモリーすべて正常!原因不明!」

時刻は既に0時過ぎ。このトラブルで一気に精根尽き果てました。この日の作業は終了。

どうなる!?大和!Raspberry Piは無事起動できるのか!?

次回「システム編」へつづく!

1/250 大和

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コメント

すみません。一つ教えて下さい。
スクリュー軸部の充填に使われたシリコングリスは、どこのメーカーの何て品番でしょう。

ABS樹脂材の潤滑に使いたいのですが、「シリコングリス」で検索すると、
CPU用の熱伝導グリスばかりHitしてしまって…

こんにちは、緋呂々さん。

株式会社エーゼットというところのシリコーングリースという製品名ですが、品番がありませんね。

その代わりメーカーのサイトを見つけました。これと同じものです。

https://www.az-oil.jp/azo209.cgi?seicd=075

他にもいろいろあるようです。

なお、現状ノイズ対策は上手く行っておらず、大和エンジン始動ならず、です。未だにこのグリスの性能を確認できてませんね…

有難うございます。 リンク先、確認させて頂きました。
容量別に数種類の製品があるみたいですね。
中身は同じなのかな? 問い合わせてみる事にします。

早く進水できると良いですね。

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