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2014年3月 6日 (木)

非常時に水を加えればスマホ30回分の電力が得られるマグネシウム空気電池

マグネシウム空気電池というのがあるそうですが、これは金属マグネシウムと空気中の酸素が結合して水酸化マグネシウムが出来る際に発生する電気を利用する電池です。

もっとも、ただ金属マグネシウムを水につけただけでは表面が酸化膜に覆われて反応しなくなるので簡単なものではないようですが、これを利用した非常時に使えるマグネシウム空気電池というものが発売されたそうです。

自然エネルギー:スマホを30回充電できるマグネシウム電池、太陽炉の実証実験も始まる (1/2) - スマートジャパン

古河電池という会社が作ったこの電池、非常時に水を入れると、スマホを最大30回分充電できるだけの電力を発生させることが可能だとか。

ただしこの電池は使い切り型で、一旦使ってしまえば充電は不可能。

しかし、将来マグネシウム電池を使って”燃料耕作”するという構想もあるようです。

マグネシウム電池を使い切ると水酸化マグネシウムになるわけですが、これを太陽炉を使って金属マグネシウムに戻すと再び電池として再利用可能となります。

つまり、太陽光をエネルギーに変換できるという点では太陽光パネルと同じ。

ただ通常の太陽光パネルと違い、太陽光をマグネシウムという形で蓄えることが可能となります。

これまでは太陽の出ている昼間にしか発電できなかった太陽光発電ですが、この発電方法なら夜でも利用できる電力となるわけです。

しかも、例えばオーストラリアなどの砂漠地帯で金属マグネシウムを精製することが出来れば、これを日本に輸入することで”電力を輸入”することが出来るというわけ。

太陽光パネルの欠点だった蓄電と輸送を可能にする電池というわけです。

もっとも、未だ実現できていないということはコストやインフラなどの問題がまだあるということなんでしょうが。

それでも、将来のエネルギー供給のスタイルを変えるかもしれない技術には違いありません。

この太陽炉の研究にNikonが協力しているようですね。

とりあえずこのマグネシウム電池、まずは非常用電源として実用化デビューを果たすようです。

【科学工作】化学 塩水で動く! ?マグネシウム電池カー実験キット

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コメント

いよいよ、実売直前ですね。
以前NHKサイエンスゼロで取り上げられてた時(電動バイクの画像)に古河電池のロゴかまともに出てましたからね。
マグネシウム合金は、最初リニアモーターカーの車体だったか、そういう部品ではそれは特許もからむでしょう。
マグネシウム合金2海水ってのがきっかけだったはずで、非常時に尿って凄いですよ。

こんにちは、enuteaさん。

私もマグネシウム空気電池の原理をサイエンス ゼロで見ました。本当に偶然の発見だったようですね。

確かエアロトレインの材料じゃなかったかと。東北大学の名誉教授でエアロトレインとマグネシウム空気電池の両方をやってる人がいます。

いずれにせよ、面白い技術ですよね。ようやく実用化に向けて動き出したと言ったところでしょうか。

ありゃ〜、やっちまいました!
エアロトレインでしたね(汗)
あの放送どのメーカーが絡んでるか、それが一番の興味のたいしょうでしたので、他は「うわのそら」でした(と、言い訳を言ってみる(汗))

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