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2012年6月19日 (火)

Intel、”Xeon Phi”を発表

どちらかというと大規模な計算サーバーなどで用いられるハードウェアですが、もしかしたらNVIDIAのCUDA危うし!なものが登場。

Engadget Japanese:インテルXeon Phi 発表、1枚で1TFLOPSを超えるメニーインテグレーテッドコア コプロセッサ

この”Xeon Phi(じーおん ふぁい と読むそうです)”、Xeonという名前とは裏腹にCPUには非ず、PCIeスロットに差し込んで使う演算支援ボードのようです。

NVIDIAのTeslaというGPGPU用ボードはGPUの演算コアを大量に積んでるように、このXeon Phiも演算コアを大量に搭載してるようです。

NVIDIAのGPGPUボードとの決定的な違いはIAアーキテクチャがそのまま動作できるボードであること。

これってもしかして今動作しているPCクラスタ用のプログラムを書き換えることなくそのまま動作させられるってこと?

だとすると、かなり画期的です。

速度はXeonと併用してという条件付ながら、1TFlopsもの倍精度浮動小数点演算性能を実現してるそうな。

現状で最速なNVIDIAのTesla C2075では、500GFlops(倍精度)だそうですから、それなりの速さです

(ただし、今年の第4四半期に登場するKeplerコアのK20はこれの3倍だそうですから、1.5TFlopsか?)

NVIDIA GPU + CUDAはわずかなハードウェア投資で膨大な計算資源が得られる半面、プログラムコードを書き換えないといけないというハードルが存在してます。

このXeon Phiだって、もしかしたらそのままじゃ動かない(or 効率が悪い)かもしれませんが、CUDAに比べたら敷居が低くなってることは考えられます。

HPC(はい ぱふぉーまんす こんぴゅーてぃんぐ)の世界はこのままGPGPUへとなだれ込むかと思いきや、Intel様が新たな一手を出してきましたねぇ。

個人的には目が話せない状況です。

インテル Boxed Xeon E3-1230 3.2GHz 8M LGA1155 SandyBridge BX80623E31230

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コメント

これって要するに”Larrabee”ですよね。例の、魔改造されたクラシックPentiumを大量に並べたという。

ディスクリートGPUとして開発最終段階→開発者にテスト評価してもらう→話にもならない低評価→GPUボードとしての販売断念
SCE(任天堂にも営業したとのうわさも)の次期PSへの採用を提案→ダイのサイズが大きすぎて無理と断られる→GPUとしての開発断念

確かこんな経緯だったと。伝統的にインテルはCPU以外のビジネスは下手ですから、どうでしょうねぇ。一応、超絶最適化したコンパイラーは提供するようですが…。

今日Xeon E5-2687Wが届いたばかり(ドヤ)だというのにもう50コアの話が出てるんですかー
LarabeeはいずれCPUに統合されると何処かで聞いたことがありますがそうなるとCUDAのメリットも少なくなりそうですね

こんにちは、passoさん。

いろいろ紆余曲折があったんですね。ちょうどGPGPUなんてものが出てきて、ぴったりの用途が出たというわけですか。

これまでのプログラムコードがほとんど手直しなしで動作してしまうなら本当にGPGPUにとって脅威ですね。まだ第一世代ですから、これからが勝負でしょうが。

こんにちは、もみじさん。

Xeon購入とはうらやましい…私はPhiの以前にXeonプロセッサすら持ってません。

旧世代は安くなってるみたいですが、それでも充分すごいです。

ようやくCUDAに足を突っ込もうとした矢先ですので、今後が気になります。どうなっちゃうんでしょうね。

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