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2011年6月22日 (水)

次世代スパコン”京”が世界一に

日本の次世代計算機プロジェクト、というより「2位じゃダメなんですか」といわれて仕分けられそうになったプロジェクト、という方がわかりやすいのは極めて残念ですが。

その事業仕分けをかいくぐったスーパーコンピュータ”京”がTOP500で見事1位にランクインです。

EETIMES:なぜ「京」がスパコン1位を獲得できたのか

恐ろしいことにまだ整備中なんですよね、このスパコン。

最終的には864台(現在は774台設置済み)になる予定のこのスパコン、今回の記録は”672筐体”で樹立したそうです。

理化学研究所:次世代スーパーコンピュータの開発・整備

つまり78%の性能を出しきったら世界イチィィィィィィィッ!だったという話だそうで。

完成度80%のジオングもビックリな性能ですね。

ここは”ガンダム”風に

しゃあ「こんな性能いらないという議員もいるようだが

兵士「あんなのパフォーマンスです!!偉い人にはそれが分からんのですよ!!!!!

と言い返してやりたいですね。

ちなみに2位じゃダメかといった方は今回の成果については評価されてるそうです。

ところでこのスパコン、完成したらいったい何に使うのか?

用途については明確にかかれてませんが、計算能力なんてどこでも引く手あまたですから、心配ないでしょう。

自動車の衝突計算でさえ、不十分なモデリングで2~4日も待たされている状態です。これだけの計算機、うちにも欲しいなぁ・・・

分子動力学のような、ミクロとマクロを同時に扱うような計算にはもってこいでしょうね。他にも気象、医療、そして昨今の災害の教訓を生かした高精度な津波解析なんかも行われるかもしれません。

とにかく計算機分野では性能が有り余ることはありませんね。この”京”が完成したところで、あっという間に計算が順番待ちになることでしょう。すぐに元はとれるんじゃないでしょうか?

このスパコンは、最近話題のGPUは使われておらず、SPARC64 VIIIfxという8コアのCPUが6万個以上使われたとのこと。一台あたり100CPUほどあるようです。

日本が世界一を奪還したのは、2004年以来のこと。

この時世界一だった”地球シミュレータ”は、地球表面の気象変動を予測し、地球温暖化の影響を解析、温暖化への警鐘を促したはいうまでもありません。

この”京”も地球シミュレータ同様、世界に貢献できるスパコンとなればいいですね。

スーパーコンピューターを20万円で創る (集英社新書)

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コメント

10PFlop/s の目標の”京”クラスには、完成時には届くのでしょうから、IBMより先を越せそうですね。
ただ、テレビのニュース解説でトンチンカンなことを言ってまして、敵失でトップをとれたとか、他国は国家戦略で開発をしているからすぐに追いつかれるとか、一番笑ったのは、すでに100京クラスの開発がスタートしてるとか…。
かつてと異なり、膨大な開発費が必要となっているのでアメリカや中国だって、湯水のように予算は立ててないですし、IBMが開発に手間取っているように一朝一夕に出来るものではないでしょう。
今後性能を伸ばすのは容易ではないでしょうし、大変な苦労が伴いそうです。あんな素人議員の嫌味を言う暇があったら、開発者をねぎらう言葉を言えよ、マスゴミがぁと、朝から熱くなってました。

こんばんは。

京がやってくれましたね。事業仕分けされかけた過去を考えると、「世界一演算が高速」という点に、あまり喜ぶべきではないかもしれませんが、「世界一(客の)回転の速い計算機」だと思えば凄いことだと思います。ラーメン屋みたいです。

新しい計算機で、航空宇宙分野の熱流体や、スカイツリーのような巨大構造物の強度解析など、世界一の技術を生み出して欲しいと思います。

末端の末端、更に末端の”かけら”ほどですが、関わった者として鼻が高い思いです。

こんにちは、passoさん。

まあそこは無知なマスゴミですから、笑って許してあげましょう。間もなくXデーですし。

最近の計算機の難しいところは、トータルのCPU数だけでなく、ノード間の通信がボトルネックになってきてることだそうです。

実はTOP500で順位を取ることはたいしたことではなくて(大したことですが)、実際に大規模計算をやらせた時に計算効率を落とすことなく運用できるかが本当の計算機能力となります。

日本はこの辺りが進んでると聞いたことがあります。ベンチマークもそろそろ大容量データのやり取りを前提としないといけないかもしれませんね。

こんにちは、Akiraさん。

世界一の性能ということは、世界中で計算出来ない規模の解析モデルが扱えるということなので、また地球シミュレータの詳細版をやってみてもいいかもしれません。新たな発見があるかも。

Akiraさんも関わってたんですね。末端といえどすごいですね。

新たな発見につながる計算が行われることを願いたいものです。

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