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2008年3月19日 (水)

はじめてのパソコン

X1f_model20 私が中学生のとき、親に買ってもらったのがこのX1というパソコンです。これが私の人生を決定付けたといっても過言ではありません。

CPUはZ80 4MHz、メインメモリ64kB(VRAMやら含めても122kB)、FDDがもともと1台(5インチ2D)、後に増設して2ドライブとしました。ちなみに上に乗っているモニタはオリジナルではなく、ヤフオクで1800円で落札したものです。おかげでいまでも動作可能です。

シャープのテレビ事業部が作ったパソコンで、オリジナルのモニタはテレビにもなりました。パソコン画面のバックにテレビ画像を重ねる「スーパーインポーズ」という機能があり、ビデオのタイトルを作ることができました(といっても当時ビデオ機器は高くて手が出ませんでしたが)。

テレビは本体のスイッチのほかに、キーボードでも操作可能でしたが、リモコンはなく、遠隔操作しようとするとキーボードというありえないくらい巨大なリモコンを使用していました。しかも何かのキー(Ctrl?)+テンキーという組み合わせでの操作なので、チャンネルを切り替えるのに両手が必要という、なんともすごいパソコンです。

パソコンとしての機能は今とは比較にならないくらいしょぼいもので、BASIC(Hu-BASICというハドソンが作ったものが添付)でプログラムを組む以外はゲーム機と化していました。ザナドゥ、大戦略X1、信長の野望全国版をやりこんだのを記憶しています。フロッピードライブの音ですが、今のように「かちゃん」というかわいらしいものではなく、「がーっ、がーっ」という低い音を響かせていました。

受験生のころ、「大学への数学」という雑誌の問題を解いていたとき、数列の証明問題(次の数列式は○○の倍数となることを証明せよ、みたいな問題)を確認したくてプログラムを作りましたが、200個くらいの数字を出させるだけで3分くらいかかった記憶があります。アルゴリズムのまずさもありますが、今のPCなら「SUPERπ」の数百万桁の円周率を数分で解いてしまうことを考えると時代の格差を感じます。

当時はPC-8801が全盛時代で、ほかにFM-7/77や同じシャープでもパソコン事業部からでていたMZ-1500/2200/2500があり、PC-9801が高嶺の花という時代です。後にX1の後継としてX68000、26万色表示で騒がれたFM-77AV、98のその後の標準機となったPC-9801VM2など、今では考えられないくらい多種多様な規格がはびこる時代でした。

今の私はコンピュータシミュレーション系の仕事をしています。すべての原点はこのパソコンからはじまりました。たまに動かしては懐かしんでいます。

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