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2008年3月31日 (月)

傭兵のお仕事

戦争関連ではいろいろな本を購入していますが、今回のは一味違います。

昔、「侍魂」というHP(”先行者”で有名な)で紹介されていた高部正樹という人が著者です。「傭兵のお仕事」とずいぶん軽いのりの題名に見えますが、著者本人は正真正銘の傭兵という、傭兵自らが書いた本です。挿絵は緊張感のないものになっていますが、話の内容はかなりシビアです。

この本では詳しく書かれていませんが、傭兵というと戦争のような危ない商売をしているから給料はそれなりに高いのだろうと思っていたのですが、実態は逆だそうで、傭兵をするために日本ではバイトをして生活を維持しているのが現状だそうです。考えたら、内戦や紛争をしている国はそれほど高い賃金が払えるような国ではないのであたりまえです。

戦争というと、どうしても戦車や航空機が思い浮かんでしまうのは平和ボケの日本人ゆえでしょうが、実際は歩兵が主力で、その歩兵中心に書かれています。よく使われる武器は「AK」と「RPG7」の2種類だそうで、その使い方、メンテナンスのこつなどなどが書かれています。傭兵に割り当てられる武器はそれほどいい物はないようで、がたがあったり、部品が外れていたりというひどいものもあるそうで、支給された武器からいかによい物を引き当てるかが重要なんだそうです。そりゃあ命にかかわる選択ですから当然ですが、ともかく生きるためにどうしなくてはいけないか、という兵士の視点で書かれているのはほかにない本書の特徴です。

なんでこんな苦労してまで傭兵をしているのか、については詳しく書かれないまま終わってしまいますが、なんとなく納得してしまうような、そんな本でした。それにしても心配なのは、筆者はまだ御健在なのかどうか、ということですね。

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