« 内臓型DVDドライブでの起動2 | トップページ | Mac »

2008年3月22日 (土)

98シリーズ

Pc9801bx 2代目のパソコンはPC-9801BXという、NECの98シリーズです。

ちなみに写真が白黒なのは、昔Macにつなげて使うConnectix社のQuickCamで撮影したためで、これ以外の写真が現存しないからです。

ちょうど大学に入った頃で、Windows3.1が出ようとしている頃でした。とはいえ、当初HDDもなかったので、しばらくMS-DOSで使っていました。

この頃はパソコンといえば98のことをさすほど、NECの全盛時代でした。DOS/V機もありましたが、まだそれほどメジャーでもなく、あとはエプソンの98互換機、FM-TOWNSがあるくらいでした。X1の後継であるX68000シリーズは、X68030が出たくらいでしょうか。

CPUは486SX/20MHzという、当時としてもそれほど高性能とはいえないスペックでした。このBXと同時期に9821なるシリーズがでてきました。98といえば640×400の解像度でしたが、この9821シリーズは標準で640×480のVGAサイズが表示可能で、早い話がWindowsを意識した機種です。そのせいか、9801より9821シリーズばかりクローズアップされており、BXは「パソコンの初心者が使う機種」や「ローコストでMS-DOSを使う人向け」などと雑誌では紹介されている始末です。

たしかに標準でPCM音源もついていないため、こう書かれても仕方がないですが、それでも20万円はかかったパソコンなので、決して安くはありません。実際使ってみるとWindows3.1でも十分使えました。その後HDDを320MB、CD-ROM、PCM音源、グラフィックアクセラレータ(今で言うビデオボード)、CPUアクセラレータ(486SX/20MHzから486DX 40MHzまで性能アップ)を買い、結局Windows95までインストールして使いました。

9821は当時30~40万円はしましたから当然いいのは当たり前で、でも投資に見合うだけの効果があったとは今でも思いません。なぜなら9801BXでも拡張していってWindows95時代まで使い続けられたわけですし、その拡張に要した金額はどう見積もっても10万はいっていません。結局BXを買っていたほうがよかったと思っています。あのころ9821を買った人たちも、結局HDD、CD-ROMドライブは買い足さないといけなかったはずなので、投資額はそれほど変わらなかったでしょう。

いまだにパソコン雑誌を読むと、相変わらず「大艦巨砲主義」がはびこっているようで、やれ最新の3Dゲームを動かすのはこのグラフィックボードが必要だの、HDDは1TBの時代になっただの、Core2Duoのベンチマーク結果ではどうのこうのと、高性能の必要性ばかり訴えています。

私の職場では確かにこれくらいの高性能PCがないとやってられません。32ビットOSでは4GBまでしかメモリが使えないため、使えないソフトがあります。でもこれは車にたとえると「バス」や「トラック」のようなもので、一般人には必要ありません。3Dゲームを動かすのに十分な性能のPCといわれるものも、300馬力のスポーツカーようなもので、別にそんなの必要ないという人のほうが大勢です。

車雑誌を読むと、雑誌により差はあるものの、軽自動車から高級車まで幅広く扱っていますし、旧車専門の雑誌もあるくらいです。振り返ってパソコン雑誌をみると、Core2Duo一辺倒です。別にCeleronでも、一世代前のPentium4でも3でも十分な人がいて、その人向けに記事を書こうという雑誌はほとんどありません。最近パソコン誌の廃刊・休刊が相次いでいますが、こうしたユーザーの声にこたえていないためではないからでしょう。

よく会社の人からパソコンで何を買ったらいいかを聞かれます。使い道を聞いて見ると、たいていメール、ネットサーフィン、動画編集で、ゲームという人はほとんど皆無です。ゲームはゲーム機でやるんだそうで、Wii、DS、PS2 & 3で間に合ってしまいます。動画編集だけはさすがに重いのですが、それでも最近のCeleronは十分な性能を持っており、そこそこ安いのを薦めています。セカンドマシンでいいのは何かと聞かれたらEeePCを薦めています。

余談ですが、古いマシン関連の本をこれまでに何冊か買いましたが、そのひとつとしてこれをお勧めします。アスキーの本は中身が濃いので、当時の時代背景がよくわかります。本当はパソコン誌としての月刊アスキー最終号が結構お勧めですが、さすがにもうありませんね。

もう一冊、(株)ダイアプレスから出ていた「懐かしのPC9801&8801完全制覇」という本もお勧めです。エミュレータを紹介している本ですが、当時の状況も載せられています。本の題名は9801/8801ですが、FM-7/77、X1、MSXあたりのメジャーなのはもちろん、X68000、FM-TOWNSといった比較的新しい機種やMZ-700や東芝のPASOPIA7などといったマイナー機種やそのエミュレータまで紹介されています。いやはやこんなマイナー機種のエミュレータなんて存在するんですね。本当に驚かされます。

« 内臓型DVDドライブでの起動2 | トップページ | Mac »

パソコン系」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/510034/40599922

この記事へのトラックバック一覧です: 98シリーズ:

« 内臓型DVDドライブでの起動2 | トップページ | Mac »

当ブログ内検索

  • カスタム検索

スポンサード リンク

ブログ村

無料ブログはココログ